ゆらゆらと枝が揺れ鈴がなる 枝には真っ赤な血潮 夜風が赤い枝々を抜けてくる
鈴がときおり響いては月の青さに血潮を拾って一粒一粒、河へと落ちて行く
子猫が枝に首をつっている 満月に瞳を開き夏樹の香りに舞いながら