僕らは月を眺めていた
冷たい湖の遥か彼方を
満々とたまる蜜を
僕は思い出そうとしていた
暗がりにたたずむ蝋燭のように
じっと息をひそめて
そして何も変わることが無い
あの人の視線は
遥か月を射ぬいていくというのに
僕は湖に潜む月の方へと
ゆらゆらと沈んで行く
僕らは月を眺めていた
冷たい湖の遥か彼方を
満々とたまる蜜を
僕は思い出そうとしていた
暗がりにたたずむ蝋燭のように
じっと息をひそめて
そして何も変わることが無い
あの人の視線は
遥か月を射ぬいていくというのに
僕は湖に潜む月の方へと
ゆらゆらと沈んで行く