記事一覧

「夏夜の樹花」

ファイル 92-1.jpg

ゆらゆらと枝が揺れ鈴がなる
枝には真っ赤な血潮
夜風が赤い枝々を抜けてくる

鈴がときおり響いては
月の青さに血潮を拾って
一粒一粒、河へと落ちて行く

子猫が枝に首をつっている
満月に瞳を開き
夏樹の香りに舞いながら

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://www.rukakuro.pgw.jp/dansleciel/diary-tb.cgi/92

トラックバック一覧