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音楽は音の自殺なのだろうか

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サルトルが、かって、「音楽とは自殺である」と、ある文脈の中で発言した。

なるほど と思った。

他の創作物は、作られた時より持続し生きていく。
音楽だけが、それらとは異なり、発生した瞬間から、死んでいく。
しかし、残るのは、楽譜という墓だけだろうか?
サルトルは、音が美しいのは、その死ゆえであると言う。

瞬間の生の昇華。

それこそが核心だ。
消えてかつ実在するということが・・・

ーー 小佐野圭 「演奏における「Silence」の重要性」より
演奏者が出している音は、必ず消え去る。
その息をのむような「Silence」の瞬間に、聴衆は音と時間の存在を感じるのである。

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